キャッシングの恐怖を知った3年前

キャッシングと聞いてもあまりピンとこない方が多いと思います。


しかし私からすれば少し苦い思い出が詰まっているのです。


私は3年前に自己破産しそうになりかけたことがあります、実際にこのことを知っているのは家族だけなのですが、もし周りに知られていたら今の友人などは全員失っていたと思います。


それぐらいに、理由もどうしようもなくて、そして人様に言えないほど情けないものだったのです。


当時の私は、社会人として頑張っていたはずだったのですが、職場からのいじめに耐えられずに仕事を休みがちになってしまいました。


そして何をやっていたかと言うと、大学に通っていた友人と遊んだり、好きなバンドさんのライブに行ったりして毎日過ごしていました。


それも、最初は親に仕事に行ってるふりをしていたので、いつも通り朝早く家を出て、近くのファミレスなどで時間をつぶしていました。

もちろん誰にも会わない場所を毎日探していました。


そして、もし大学に通っている友人が遊べる場合はそのまま遊び、なぜか毎回全額私が見栄を張って出してしまったのです。


友人にも仕事をしてるふりをしていたかったので働いてるから大丈夫といって毎回出していました。


そして、誰とも予定が合わないときは実家から1時間離れている場所に行って1人でただ買い物をしたりライブを見ていました。


しかし、働いていないでそんな生活が続けられるはずもないのです。


私はその時に、3社一気にキャッシングに手を出してしまったのです。

額は少なかったのですが、豪快で確か50万ぐらい一気に手を出しました。


本人在籍の確認電話は、そこで働いていた友人に裏工作をしてもらって、見事に審査は問題もなく通ったので、私は後先考えずに誰にもばれないと思いこの生活を繰り返していました。


そして、実際は長く続かないので郵便で来た銀行からの手紙を親が見てしまい、全てのキャッシングがばれてそこから仕事をしていないのもばれてしまい大騒ぎになりました。


結局は親に助けてもらったのですが、それ以来、怖くなりカードを持ち歩いていません。