クレジットカードの大切さを再確認
クレジットカードはちゃんと管理していないと大変なことに
日常的にお買いものの支払いにクレジットカードを使っていませんか?
ネットショップでの買い物や公共料金の支払いをクレジットカードを使うと、便利なだけでなく、次回のお買いもので利用できる、お得なポイントがたまります。
ほかにも、クレジットカードで支払うと割引きがある提携先がたくさんあります。
現金を持ち歩く必要がないうえ、割安なので、ほとんどの支払いをクレジットカードで済ませている方もいるようです。
けれど、あまりになんでもかんでもクレジットカードで支払っていると、今月いくらお金を使い、次回の引き落とし額がいくらなのか、分からなくなることがありますよね。
最悪の場合、引き落としの金額を勘違いしていて、請求日に支払いができないということにもなりかねません。
万が一、請求日に支払いができなかった場合は、どうすればよいでしょうか、一緒に解決して行きましょう。
目次
2-1.今月の請求額を確認していますか?
公共料金など、毎月同じような金額なら、クレジットカードでの支払いは手軽でとても便利です。
けれど、数万円単位のお買いものを何回も続けて行うと、あっという間に10万円を超えてしまいます。
特にバーゲンのシーズンは注意が必要です。
通帳にある程度よゆうを持ってお金を入れていれば心配ないでしょうが、給料の振込前にはほとんど残金がなくなるようなら、気を付けなければいけません。
買い物をしたショップによって、引き落としのタイミングは異なります。
翌月に請求される場合もあれば、翌々月に請求される場合もあります。
このため、その月のクレジットカードの請求額が予想と違うこともあります。
きちんと管理できている人は大丈夫ですが、ご利用明細書のペーパーレス化が進んだことで、次回の請求額を把握していない人も多いようです。
2-2.もし引き落としができなかったらどうなる?
万が一、残金不足で引き落としができなかった場合は、カード会社から連絡が入ります。
カード会社によって連絡の方法は異なりますが、最初の連絡はメールかはがきが多いようです。
電話がかかってくる場合もあります。
1回目の連絡では、予備の引き落とし日が案内されているケースが多く、その日までに支払いを済ませれば問題ありません。
ここで気をつけないといけないのは、この案内メールを見落としてしまうことです。
決して悪意はないけれど、請求額を勘違いしていて、引き落としがされなかったことにも気付いていない人が、実はけっこういるようです。
このため、カード会社は支払い遅延を避けるプランを次々と展開しています。
もし指定の日までに支払いができなかった場合は、支払い遅延となり、延滞金を払わなければいけません。
これが数回続くと、ブラックリストに登録され、カードの利用を差し止められます。
カード会社はブラックリストを共有しているので、ほかのカードも使えなくなります。
もちろん、新しいカードを作ることもできなくなるので、これまでカード払いに依存していた人は、かなり不便な生活を送ることになるでしょう。
2-3.請求日に支払えないときの対処法
請求日の前に支払えないことに気付いたら、対処方法がいくつかあります。
もし、1回払いに設定していたときは、支払い方法を変更すれば大丈夫です。
2回払いやボーナス払い、分割払い、リボ払いなど、いくつかの支払い方法があります。
カードによっては後からリボや分割払いへの変更ができないものもありますが、多くのカードは変更できます。
リボ払いや分割払いに変更すると手数料が加算されますが、ブラックリストに登録されるよりはよっぽどましですよね。
リボ払いは払えるときにたくさん払うことで手数料を最小限に抑えることができるので、とても便利な支払い方法です。
また、月々の支払い金額を自分で管理するのが苦手な方には、請求額を毎月一定額にできるサービスを行っているカードもあります。
ただし、無計画にこのサービスを利用すると、延々と手数料を払い続ける羽目にもなりかねません。
よく考えてから利用しましょう。
支払い方法の変更はWebサイトから簡単に行うことができます。
Webサイトの利用に慣れていない方は、カードのサービスセンターに電話すれば対応してくれます。
3.便利なものにはリスクもあることを知ろう
クレジットカードでの支払いをすすめるお店は多く、カード入会のキャンペーンもたくさん実施されています。
実際に、クレジットカードは使いなれると本当に便利なアイテムです。
でも、カードで支払うとお金を使った気がしないため、必要ないのに無駄買いしてしまう危険があります。
きちんと管理できないと多額の借金を抱え込んだり、無駄にたくさんの手数料を払い続ける羽目にもなりかねません。
家計簿をつけるなどして、お金の支払い管理を心がけましょう。
また、分割払いやリボ払いは、月々の支払をおさえることができて助かりますが、金利は決して安くはありません。
大きな買い物をしたときほど要注意です。
たとえば、50万円の買い物をして毎月1万円ずつ返済すると、利息だけで29万円も払わなければいけません。
なかなか返済が終わらないのは、たくさんの利息を払っているからです。
クレジットカードを使うときは、自分の返済能力をきちんと把握し、支払いプランをよく考えて利用することがなによりも大切です。